2014年05月14日

【レポート後編】 3on3天下一武道会2014

先月の旅行レポート②後編

前編はこちら

一般予選と予選、フットバッグやフリースタイル、ライブ等のパフォーマンスを終え良い感じで熱くなってくる会場。
そしてついに決勝トーナメント本戦が開始。

決勝トーナメントでは、一般予選を勝ち抜いた2チーム+本戦予選を勝ち抜いた6チームの計8チームによるトーナメントでした。
本戦出場チームはというと、デウソン神戸やバルドラール浦安などの現役Fリーガー、元・バルドラール浦安 監督、足技でお馴染み奥山蹴球雑技団などなど凄い顔ぶれが。
そしてなんと、デウソン神戸で元・日本代表の原田浩平選手は参戦してるではありませんか!

原田浩平選手は去年・一昨年と沖縄でフットサルクリニックを開催されておりその際には僕もご教授頂きました。
その時にも生で素晴らしいテクニックを拝見させて頂きましたが、天下一武道会でもプレーが見れるとは!
ありがたや

去年の天下一武道会では、あのオスカー氏や女性選手等も参戦されており毎回参加チームからも目が離せません。

そんな強豪揃いの中優勝を果たしたのは、TRICkSTARのISSY選手、元・湘南ベルマーレNo.7のシニーニャ選手らの「Habilidoso(アビリドーゾ)」でした!
テクい、上手い、魅せる、流石でした!


そしてそして、ここからは会場やバトル内容の感想+総評。


今回は2回目の観戦となり、前情報や前回大会との比較もあったりで感想?思う所が多々有り。

まず、今回も観客は多く会場は良い盛り上がりを見せていました。
ゴールや股抜き・足技など良いプレーの際には観客からの歓声が響き渡り見てて楽しくなります。
やはり前回より観客数は増えているとの事、Yahooニュースでも取り上げられたりと年々注目が高まってきている模様です。

そしてライブバンド”cro-magnon”による音楽と3on3バトルのコラボ、MCによる実況と、これまた試合が盛り上がる事。
やはりMCって大事ですね、試合を更に面白く引き立ててくれます。
もちろん見てる側は楽しいですが、それ以上にプレーヤーは楽しくなるでしょうね~
あんな中でプレーしてみたい。

3on3バトルですが、当たり前ですがFリーガーや全国からの腕自慢が参戦するだけあって、足技はもちろんの事、パスやボールの扱い体の使い方など安定して素晴らしいプレーを見せていました。
もう1つ1つの動きが早いんですよね、、一流のプレーを間近で見れるだけで有難いです。
参考になるなる。

ここからは、ちょっと惜しかった所、

まず1つ目、試合コートのコンディションが悪くスリッピーぽかった事。
試合中は滑っているプレーヤーを多々見る事があり、観戦してる側でも気づきました。
大会後に掲載された奥山氏のインタビューでも
「ピッチがスリッピーな今回はワンタッチ、ツータッチでのパスワークに徹した。 」
と仰っていました。
確かに今回の奥山蹴球雑技団は素早いパスワークが印象的でしたがやはりそういう事だったのですね。
ピッチのコンディションが良ければ、どのチームももっと足技・テクニック・ドリブルを重視するプレーができ、もっと楽しいプレーを見れたんじゃないかなと思うと少し残念でした。
参加者皆同じ条件なので、スリッピーなコートでもその中で出来るテクニック・足技をすれば良いんじゃないかという声もあるかもしれませんが、この大会はショー的な要素も大きいと(勝手に)思ってますので、プレーヤーにベストな状態でプレーして頂けると観戦する側としても嬉かったです。

そして2つ目、ガチ系が所々目立った所。
ここで言うガチ系とはフィジカルでガツガツ当たる接触プレー、真っ先にシュートゴールを狙う事を指します。
予選からありました、鬼フィジカルの接触プレーが…
「うわぁ…」って思うガチ当たり、それがたまにありちょっと驚きました。
確かに勝つ上では体を当ててのフィジカルプレーも大事ですが、この大会ではそういったプレーよりテクニックで魅せる事が重要視される(と勝手に思ってる)のでちょっと違う感じが個人的にしました。
ファール的なルールをもう少し明確にした方が良いかもしれないですね・・
で、真っ先にシュートゴールを狙う事。
これも、試合に勝つ!って事を意識するあまりか自陣からいきなりロングシュートでゴールを狙うプレーも所々有り。
優勝賞金10万円が頭の中にちらついたのか、確かに勝ちが一番ではありますが、もう少し魅せるプレー、せめて敵陣に入ってからシュートする位にして頂けると嬉しかったです。
って言ってる僕も賞金10万円だったらシュート打つかも(笑)

ガチ系の両方に言える事ですが、勝ちを優先するあまり魅せるプレーの意識が薄れてしまってた感がありました。
MCもよく「ゴリゴリ禁止!!」(恐らくフィジカルで当たる事)とか、「あれ?いつもと違うんじゃないのー??」(足技テクが少なくパスとかシュート打つので)といった言葉が多々ありました。
ちょっとこの辺りは、厳しいガチ当たりが目立ったらファールとするとか、シュートは敵陣でのみとか、テクニックメインの試合運びとなるようなルールを設けた方が良いんじゃないかなと思いました。
ただ、この大会の趣旨をどうするか、足技・テクニックのプレーを重視した試合、もしくは単に3on3の試合、かにもよりますので一概には言えませんが。
個人的意見としては、やはり前者ですね~。

そして3つ目、股抜きルールが曖昧だった所。
ルールで「股抜き: 2点」とあり、
相手の股を抜いて自分のボールにした時点。しかも美しく抜き去った時に限る。
判定はジャッジ&観客の声とありますが、
僕の覚えている限り、いくつか綺麗に股抜きが通って観客も湧いていたが、股抜き不成立といった事が2,3度ありました。
ちょっとジャッジ側のさじ加減的な感じもしたので、それよりは股抜きキープが決まったら歓声有無関係無く2点と決定させた方が試合としては綺麗に収まるような気がしました。
会場が少し暗いのでジャッジするのも難しいかもしれませんが。。
ってこれは股抜き好きとしての意見ですね(笑)


といくつか上げましたが、
これはあくまでも足技テク・股抜き大好き人間による一意見となりますのであしからず。

とりあえず天下一武道会は各パフォーマンス・各試合本当に面白いプレーで楽しめましたし、こういったフットボールカルチャーのイベントが開催されているのは素敵だと思います。
Yahooニュースで取り上げられるなど、こういった3on3・個人技が注目されつつあるというのは足技テク好きにはたまらないですね!

このようなイベントを企画・運営されているLUSさんを尊敬・感謝です。
今後も是非お願い致します!
(あ、前述した点が改善されると尚良いです笑)

来年も観戦行きたいと思います!
出場もしたいなー


以上!


【レポート後編】 3on3天下一武道会2014




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フットサルとかストリートサッカーとかボール蹴りが好きです。
遊びのプレーに本気です。
1週間のノルマ股抜き10回。

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