2015年03月30日

前十字靭帯断裂...手術翌日、リハビリ開始

入院3日目、手術翌日。

朝食前に担当医師が来て手術部位のチェック。
ようやくグルグル巻き状態の包帯を外します。

この時初めて傷口を見る事が出来るのですが、手術直後という事もあり若干グロいです。
ホッチキスの様な針で止められており人造人間8号を思い浮かべました。。
包帯を外した後は傷口には絆創膏テープ?を貼り防菌し、そして傷口とは別の箇所から繋げられている貧血防止の為の輸血の管を抜きました。
こんなものが膝に繋がっていたなんて全く気付きませんでしたね。
包帯を外し足が少し自由になりますが、膝の所に凄い違和感が。
膝の皿の部分に真っ直ぐな板が貼られているような感じで、膝の曲げ伸ばしが出来ないような感じでした。
手術直後だから当たり前ですが今までのような膝の動きは出来ないというのを実感すると同時にこれからのリハビリ生活を想像しましたね。
元の膝の動きが出来るまでどれくらいかかるのだろうかなーと。

手術翌日の朝食は多少食べれるようにはなっきてましたが、まだ吐き気がしてくるので半分位だけ。
前日から全然食事をしてませんでしたが、点滴をしているおかげもあってか全然お腹はすきませんでしたね。

朝食後にはようやく胸のあたりに繋がっていた痛み止め用の点滴を抜きます。
膝の管であったり胸の管であったり、色々と体に繋がっていたものが取れ、少し体が自由になった感じがします。
ただ腕の点滴を外すのは後2日…長いです。

話は戻るのですが、手術後包帯を外すまでは寝たきり状態が続くのですが、もちろんトイレへも行けずトイレは尿瓶。
着替えも手伝ってもらったりと、色々と看護師さんのお世話になりました。
尿瓶も最初は抵抗ありましたが徐々に慣れてきますね~

その後は装具屋の方がいらっしゃって、ついに膝の装具を着用。
当たり前ですが一般的なサポーターとは訳が違います、膝周りがガッチリと固定されある程度の動きが制限されます。
この装具を付けていれば万が一転んだ場合でもほぼ大丈夫だそうです。
装具の着用方法も習いますが、とりあえず装具に書かれている番号通りにマジックテープのバンドを巻いていけば大丈夫だと思います。
後述しますがキツすぎず緩すぎずといった感じが良いかと思います。
正直説明受けても頭に入っていませんでした。
ちなみに装具代金はこの時に支払います。

手術後は数日間痛み止めを処方します。
通常は食後の飲み薬なのですが、膝の痛みの度合いが大きければ座薬を利用するそうです。
といっても大抵の人は術後数日は座薬を使うそうです。
ただ、僕の場合は全くと言っていいほど膝の痛みが無く、飲み薬だけの処方となり座薬を使う事がありませんでした。
正直言うと座薬はやりたくなかったので助かりました。
手術翌日に装具屋さんが来た際にも、僕が家族と談笑されているのを見て本当にACL術後患者なのか迷ったとも言っていました。
(術後翌日は大抵の人が痛がっており談笑とかはあまり無いとの事でした)
本当かどうか分かりませんが。


装具を着用後からリハビリが開始されます。
理学療法士さんが車いすを持って病室までお出迎え、そして車いすに乗ってリハビリ室まで向かいました。
車いすも若干楽しい気もしましたが、乗るのは初回の移動時のみですぐに松葉杖に移ります。

リハビリって何をやるのだろうと思いましたが、最初のリハビリは松葉杖を使って歩けるようにするという物でした。
ただ、手術後といっても手術部位は膝であり足をつく事は出来ますので、よくあるような松葉杖を使ってケンケンの様な歩き方では無く松葉杖はあくまでも支えとしての役割。
松葉杖も使って両足交互にしっかり足を地面につけて歩く練習でした。

リハビリは午前と午後とで2回行いました。
いずれも1時間も無かったと思います。
午前は松葉杖で歩く練習だけでしたが、午後は理学療法士さんによる施術と簡単な筋トレ。
午後のリハビリ終了後には松葉杖を使えば自力で歩けない事もなかったですが、点滴付けた状態だとなかなか厳しい物がありましたね。
点滴を動かして4歩歩く、点滴を動かして4歩歩く…の繰り返しみたいな感じで。
一応看護師さんにヘルプを頼む事も可能です。

ちなみに、術後3日はお風呂に入れない為、体拭き用の白いお湯?を入れた洗面器とタオルを渡され、それで体を拭く程度です。
ただのお湯では無く石鹸水でも無い、あれは一体何だったのかよく分かりませんが僕的にはお米のとぎ汁の様な感じがしました。
後々ネットで調べましたが、沐浴剤?ってやつが入ったお湯なんですかね、とりあえずそのようなお湯で体を拭きました。

この日は夕方くらいから気分が悪くなり、熱をはかるとなんと40度。
看護師さん曰く、手術後初めてのリハビリで動いた事もあったりで高熱になる方が多いとの事。
高熱が数日間続けば問題だが翌日には下がってくるでしょうとの事でした。
結局夕食は食べれず、この日はそのまま就寝。

早く熱を下げなくてはと思い、ひたすら水をがぶ飲み。
案の定、夜中は1時間おきにトイレに行く始末。。
松葉杖で自分で歩けるとはいえ、抗生剤の点滴をした状態でのトイレまでの移動はなかなか大変でした。
毎度毎度看護師さん呼ぶのもアレですし、何とか夜中のトイレ戦は自力で乗り切りました。
本来なら看護師さんに頼るべきなんでしょうけど。。
そのお陰もあり?翌日の朝には熱は37度まで下がり夕方には平熱まで下がっていました。

手術翌日は色々と忙しかったですね。
あっという間に1日が終わりました。

前十字靭帯断裂...手術翌日、リハビリ開始




同じカテゴリー(リハビリ)の記事

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

プロフィール
70
70
フットサルとかストリートサッカーとかボール蹴りが好きです。
遊びのプレーに本気です。
1週間のノルマ股抜き10回。

撮影・作成した動画とか

こんなの作りました。




QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人